イギリス『BBC』で解説を務めるガース・クルックス氏は、ブライトンの三笘薫をチーム・オブ・ザ・ウィークに選出した。
4日のプレミアリーグ第22節ボーンマス戦に先発した三笘は、前半からチャンスを作るなどの好パフォーマンスを見せたうえ、0-0で迎えた87分にジェレミ・サルトミエントのクロスをヘディングで合わせて値千金のゴールを叩き込んだ。ブライトンはこのゴールによって1-0で勝利し、6位に浮上している。
先週のFAカップ4回戦のリヴァプール戦でも後半アディショナルタイムに決勝点を叩き込んでチームを2-1の勝利に導いた三笘に対しては、ロベルト・デ・ゼルビ監督や現地メディアから多くの賛辞が送られていた。
そして、『BBC』でチーム・オブ・ザ・ウィークを選出するクルックス氏は今節のベストイレブンを発表。その中に、トッテナム歴代最多得点記録を更新したハリー・ケインや、首位アーセナル撃破に貢献したジェームズ・タルコウスキとアマドゥ・オナナらとともに三笘が選出された。
クルックス氏は三笘について「アメックス・スタジアムでのリヴァプール戦後のミトマは、私のチーム・オブ・ザ・ウィークに選ばれず、非常にアンラッキーだった」とコメントし、同選手のパフォーマンスに高評価を与えた。
「しかしボーンマス戦のプレーを見て、私は彼の居場所を見つけると心に決めた。日本人選手は1970年代に大活躍したピーター・ウォード以来私が見てきたブライトンの中で最もエキサイティングな選手だ」
「ブライトンは現在、いくつかの観点で素晴らしいフットボールをプレーしていて、プレミアリーグ6位に位置する。彼らが現状にめまいを起こしていないことに私は驚いている」