ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督は、選手たちがモチベーションを失っていると語った。
今季はクラブ史上初のヨーロッパリーグ出場を果たすなど、昨季に続く躍進が期待されたブライトン。しかし三笘薫やソリー・マーチなど、過密日程の中で主力選手が相次いで離脱を強いられることに。するとヨーロッパリーグではラウンド16で敗退、プレミアリーグでも34試合消化時点で勝ち点44の12位に甘んじている。
特に4月のリーグ戦は5試合で2分け3敗と一度も勝てず、また得点もバーンリー戦(1-1)のオウンゴールのみ。来季のヨーロッパリーグ出場権獲得の可能性は消滅している。そしてボーンマス戦(0-3)後に記者から「厳しい状況はケガに加えて他の要因もあるのか？」と問われたデ・ゼルビ監督は、以下のように説明している。
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「ケガは確かだ。そしてモチベーションも同じだ。サッカーにおけるモチベーションは、私の仕事の80％。私の時代は大きな挑戦や大きな目標を持ち続けていた」
「現時点でヨーロッパリーグの戦いは終え、欧州カップ戦出場圏内とは勝ち点が離れすぎている。明確な目標がない状況だ。こうしたことは起こり得る。普通のことだと思う」
「だが、魂のない試合は受け入れられない。なぜなら我々はブライトンであり、自分自身、クラブ、そしてファンをリスペクトしなければならない。それは非常に残念に思うよ。私も非常に苦しんでいるが、30年間サッカー界で働いてきたからこうしたことが起こり得るのはわかっている。この瞬間を早く受け止めないとね」
