ブライトンは、オリンピアコスからFWチャラランポス・コストゥラスを獲得したことを発表した。
日本代表MF三笘薫が在籍するブライトン。今季は新たに就任したファビアン・ヒュルツェラー監督の下で上々の戦いを見せたが、プレミアリーグを8位でフィニッシュ。あと一歩のところで来シーズンのヨーロッパカップ戦出場権を逃していた。
そんなブライトンだが、今季リーグ戦10ゴールを奪ってチームを牽引したジョアン・ペドロの去就が不透明となっており、代役探しに奔走していることも伝えられていた。そして12日、新アタッカーの獲得に成功している。
ブライトンは公式HPで、オリンピアコスFWコストゥラスの獲得を発表。両者は2030年夏までの5年契約を締結した。7月1日からチームに合流する予定であり、イギリス『BBC』は移籍金が3500万ユーロ（約58億円）と伝えた。
ギリシャの名門オリンピアコスの下部組織出身であるコストゥラスは、昨年8月に17歳でファーストチームデビュー。今季はヨーロッパリーグの舞台に立った他、公式戦7ゴールを記録してチームのギリシャ・スーパーリーグ優勝を支えた。また、17歳にしてU-21ギリシャ代表にも選出されており、2試合で2ゴールを奪っている。
将来に期待が集まる逸材を獲得したことに、ヒュルツェラー監督は「チャラランポスは素晴らしい若者で、ブライトンに来てくれて満足しているよ。プレミアリーグでのプレーを望んでいた。彼がチームにもたらすものを楽しみにしている。攻撃にまた違った選択肢を与えてくれるはずだ。新天地での適応を助けたいね」と期待を寄せた。