ブライトンの来季チャンピオンズリーグ(CL)出場の可能性について、イギリス『BBC』が伝えている。
今季から指揮を執るファビアン・ヒュルツェラー監督の下で戦うブライトン。昨夏には大型補強を完了させてチーム強化に成功すると、三笘薫が7ゴール3アシストを記録するなど主力選手が躍動、ここまでプレミアリーグ29試合を終えて勝ち点47を獲得している。15日に行われた第29節では、敵地で5位マンチェスター・シティと2-2の引き分けに持ち込んでいた。
ブライトンは、これで4位チェルシー(1試合未消化)とは2ポイント差、5位マンチェスター・Cとは1ポイント差の7位に。来季のCL出場権争いは、現在4位チェルシーから8位アストン・ヴィラまで4ポイント差に5チームがひしめく大混戦となっているが、クラブ124年の歴史で2度目となる欧州カップ戦出場権獲得の期待は高まっている。
そしてジャック・ヒンシェルウッドは『BBC』に対し、CL出場権獲得への自信をのぞかせた。
「僕たちは今、どの試合でも、どこが相手でも勝てると信じて挑んでいる。ファンの熱狂も凄まじいよね。この勢いを維持できれば、僕らを止めるのは難しいはずだ。昨シーズン、僕らはヨーロッパ大会がどんなものかを経験した。クラブとして、僕らはもう一度その感覚を取り戻すべく戦っているんだ」
なおデータメディア『Opta』は、今季トップ4フィニッシュの可能性についてリヴァプールが「100%」、アーセナルが「99.15%」、ノッティンガム・フォレストが「65.88%」とし、上位3チームのCL出場権獲得の可能性が高いと算出。一方でマンチェスター・Cは「57.12%」、チェルシー「36.18%」、ニューカッスル「30.52%」と分析した。そして、ブライトンは「6.48%」と、データ上はトップ4フィニッシュの可能性は低いと指摘している。
一方で『BBC』は、現在イングランドがUEFA係数で非常に優位にあることを指摘。各国のCL、ヨーロッパリーグ、カンファレンスリーグに出場するクラブの成績に基づいてポイントが加算されるが、3月15日の時点でイングランドが「109.982」でトップに立っていることを伝えている(2位イタリアは95.293)。上位2カ国は翌シーズンのCL出場枠をさらに1つ獲得できるため、プレミアリーグ5位のチームにもCL出場権獲得の可能性があると分析した。
ブライトンのリーグ戦は残り9試合。悲願のCL初出場を達成できるのだろうか。
.jpg?auto=webp&format=pjpg&width=3840&quality=60)



