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途中出場のウェルベックが決勝弾!三笘薫がフル出場のブライトンがボーンマスに競り勝ち公式戦4連勝

現地時間25日、イングランド・プレミアリーグは第27節が行われ、三笘薫の所属するブライトンはホームのAMEXスタジアムにボーンマスを迎えた。

公式戦3連勝中のブライトンにおいて、3試合連続でゴールを挙げるなど好調なチームを牽引している三笘はこの日も左サイドで先発出場。過密日程の中、三笘ら攻撃陣は前節のサウサンプトン戦と変更はなく、左サイドバックにエストゥピニャンが復帰し、中盤ではディエゴ・ゴメスが初先発を飾った。

すると9分、D・ゴメスのスルーパスに抜け出した三笘が、エリア内左で飛び出したGKケパより一足先にボールに触る。しかし、ダイレクトで狙ったシュートはゴール右へとわずかに外れた。

さらにその直後、D・ゴメスのスルーパスに今度はジョアン・ペドロが抜け出し、再び飛び出したGKケパより一瞬先にボールに触って接触。ブライトンにPKが与えられ、このPKをJ・ペドロ自ら冷静に沈めてブライトンが幸先よく先制する。

先制を許したボーンマスはさらに20分、クリスティーが突然座り込んでしまい、プレー続行不可と判断されスコットとの負傷交代を余儀なくされた。

思わぬ形で交代カードを切ることとなったボーンマスだが、34分に抜け出したセメニョがエリア内に侵入。そのままシュートまで持ち込むが、ここはGKフェルブルッヘンがコースを消してブロックした。

突き放したいブライトンは37分、ランプティの右クロスをゴール前の三笘が体勢を崩しながらも右足ボレーで合わせる。しかし、このボレーは右のポストを直撃し追加点とはならなかった。

後半、1点を追うボーンマスがブルックスに代えてタヴァーニエを投入し反撃に出る。インテンシティを高めたボーンマスに対し、ブライトンはなかなかマイボールの時間を作ることができず、押し込まれる展開が続く。

すると迎えた61分、左サイドでボールを受けたクライファートがカットインして右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール右へと吸い込まれ、ボーンマスが試合を振り出しに戻した。

その後も勢いに乗ったボーンマスがブライトンゴールへと迫るが、DF陣の体を張った守備とGKフェルブルッヘンの好守でしのいでいく。

流れを変えたいブライトンは72分、J・ペドロ、エストゥピニャン、D・ゴメスを下げてウェルベック、アヤリ、ヒンシュルウッドを投入。すると迎えた75分、ラッターのパスに抜け出したウェルベックがゴール右へと流し込み、ブライトンが再びリードを奪った。

ボーンマスも最後まで諦めずに同点ゴールを狙いに行くが、アディショナルタイムの5分間も含めて集中した守備を維持したブライトンがホームで2-1と競り勝ち、公式戦4連勝を飾った。

■試合結果

ブライトン 2-1 ボーンマス

■得点者

ブライトン:J・ペドロ(12分PK)、ウェルベック(75分)

ボーンマス:クライファート(61分)

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