ブライトンは、ユース育成規則違反でプレミアリーグから処分を受けた。
『The Athletic』によると、問題となったのは2017年に他クラブの10歳以下のアカデミーに加入し、2022年に同クラブと奨学金の事前オファーに署名していた選手に関するもの。ブライトンは調査が始まった当初、該当選手との話し合いは登録期限が切れた今年7月からスタートしたと主張していた。しかしプレミアリーグとブライトンの内部調査では、選手登録が失効する2カ月前から、該当選手と24件の接触が判明したという。
そしてブライトン側も、「別のクラブに登録している、もしくは事前登録契約を結んでいる選手にクラブが接近・連絡すること禁じる」という規則に違反したことを認めた模様。これにより、プレミアリーグから2万ポンド(約388万円)の罰金に加え、現在または過去に他クラブのアカデミーに登録していた選手の新たな登録を6カ月禁止、また1年間出場させることができないという処分を受けている。
なおプレミアリーグは声明で、「リーグ側はクラブの積極的かつ協力的なアプローチに感謝しており、その結果として制裁は大幅に軽減された。クラブ側はすべての状況を把握した上で、リーグに違反を報告し、あらゆる点で透明性と協力性を持って行動している」と調査協力に感謝を述べた。
