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Sandro-Tonali(C)GettyImages

賭博疑惑の逸材トナーリに古巣ブレシア関係者も胸中複雑「早く助けてやるべきだった」

賭博疑惑により、少なくとも12カ月程度の資格停止処分の可能性が囁かれているニューカッスルのイタリア代表MFサンドロ・トナーリに、古巣ブレシア関係者も複雑な思いを抱えている。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が19日、伝えている。

下部組織から所属したブレシアで頭角を現し、2019年のセリエB制覇に貢献すると、翌シーズンにはセリエAでデビューを飾ったトナーリ。2020年夏に念願のミラン移籍を果たし、目覚ましい成長を遂げて、2021-22シーズンのセリエA王者に輝いた。

その1年後、破格の条件でニューカッスルへ移籍した23歳MFを巡り、賭博疑惑が浮上。これまで成長を見守ってきた古巣ブレシアの関係者は、トナーリへのサポートの意思を示しつつ、複雑な心境を明かした。

マッシモ・チェッリーノ会長は、「サンドロは偉大な選手だ。最強選手になるために努力しているクリーンな青年だ」と擁護したほか、現在、ブレシアの指揮官を務める元同僚のダニエレ・ガスタルデッロも、テルナーナ戦の前日会見で語った。

「サンドロとは連絡を取っていない。非常に残念だ。現状を理解しようと努めているが、コメントをする気分になれない。非常にプライベートなものでもある。サンドロとは一緒にプレーしたし、彼のことは大好きだ」

「ブレシアのユニフォームのために多くを与えてくれただけに、彼を助ける必要がある。今回の件に巻き込まれた彼や他の選手たちは、もし過ちを犯したのなら、その代償を払うことになるだろう。しかし彼らを見捨てるべきではない」

「試合前、サンドロが動揺していたり、賭博をしていたりする様子は見たことがなかった。彼の性格上、常に非常に冷静で、いつも普通だった。18歳なのにベテランのように見えたくらいだ。言葉数は少なく、常に自身のクオリティに自信を持っているように見えた」

「軽はずみな行動だったのだと思うが、より注意が求められる。我々監督やディレクター、代理人らは、選手たちに寄り添い、正しい道を理解させなければならない。十字架を背負わせるのは簡単だが、この若者たちは、もっと早く助けてやるべきだった」

また、元ブレシア指揮官のルイジ・カーニ氏は「確証がないのならば、何も言いたくない。だが、とてつもなく残念だ。もし、これが真実ならば、誰もこの若者たちに何も教えていなかったということを意味する」と述べた。

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