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マンチェスター・U、前半だけで4失点…ブレントフォードに大敗でまさかの連敗スタート

現地時間13日、イングランド・プレミアリーグは第2節が行われ、マンチェスター・ユナイテッドは敵地ジーテック・コミュニティ・スタジアムでブレントフォードと対戦した。

開幕戦でクリスティアーノ・ロナウドをベンチスタートとする布陣で臨み、1-2で敗れたユナイテッド。初勝利が求められるブレントフォード戦では、C・ロナウドが満を持して先発出場を果たし、ブルーノ・フェルナンデス、エリクセン、サンチョ、ラッシュフォードらが名を連ねた。

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開幕戦での汚名返上と行きたいユナイテッドだったが、立ち上がりからアグレッシブさを見せたのはホームのブレントフォード。10分、高い位置でC・ロナウドを囲んでボールを奪うと、マティアス・イェンセンの横パスをペナルティーエリア手前で受けたジョシュ・ダシルヴァが右足でシュート。これは名手デ・ヘアにとってイージーなコースかに思われたが、ボールはデ・ヘアが伸ばした腕の下をすり抜け、思わぬ形でブレントフォードが先制する。

エースがボールを奪われ、守護神のミスでまさかの先制を許したユナイテッドは、さらに18分、ゴールキックをデ・ヘアが自陣から繋ごうとするも、デ・ヘアがエリクセンに出したパスが狙われており、エリクセンからボールを奪ったM・イェンセンが決めて2-0とリードを広げる。

信じられないような展開に肩を落とすユナイテッド陣営を尻目に、ブレントフォードの勢いは止まらない。30分、右CKをファーサイドのトニーが折り返すと、最後はベン・ミーが頭で流し込み3-0と突き放した。

当然、ユナイテッドは人数をかけて前掛かりになるが、35分にはその裏を突き、自陣でボールを奪ってからのロングカウンターを発動。左サイドでロングパスを受けたトニーの折り返しをゴール前で受けたエンベウモがゴール左へと流し込み、ユナイテッド相手に4点目を挙げる。

1938年以来負けたことがない相手に前半だけで4失点という非常に厳しい状況となったユナイテッドは後半、フレッジ、リサンドロ・マルティネス、ショーを下げてマクトミネイ、ヴァラン、マラシアを投入。3人を一気に入れ替えて流れを変えようと試みる。

60分にはサンチョに代えてエランガを投入するが、前線に動きが少なく、守備に重きを置くようになったブレントフォードの守備を崩すには至らない。67分にはラッシュフォードの右クロスをゴール前のエリクセンが頭で合わせるが、ゴール左でGKラジャにキャッチされた。

圧倒的にボールを保持するユナイテッドだが、なかなか決定機を作れず、ブレントフォードに上手く守られてしまう。86分にはC・ロナウドが左足でシュートを放つが、GKラジャの正面。

87分にエリクセンに代えてファン・デ・ベークを投入したユナイテッドだが、最後までブレントフォードからゴールを奪うことは叶わず。ブレントフォードに4失点でまさかの大敗を喫し開幕2連敗となったユナイテッドは、次節リヴァプールとの伝統の一戦が控えている。

■試合結果

ブレントフォード 4-0 マン・U

■得点者

ブレントフォード:J・ダシルヴァ(10分)、M・イェンセン(18分)、ミー(30分)、エンベウモ(35分)

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