ブレントフォードMFクリスティアン・エリクセンは、約8カ月ぶりにピッチに立てたことを喜んだ。
昨夏にデンマーク代表として参戦したEURO2020、初戦となったフィンランド戦の前半終盤にエリクセンは心停止を発症。驚異的な回復を見せたものの、植え込み型除細動器(ICD)の着用を余儀なくされた。しかし、セリエAではICD装着下でのプレーは禁止されており、12月には所属していたインテルと契約解除。それでも復帰に向けてトレーニングに励む同選手は、冬の移籍市場で同胞のトーマス・フランク監督が指揮するブレントフォードに加入した。
そして迎えた26日のプレミアリーグ第27節ニューカッスル・ユナイテッド戦で、エリクセンは移籍後初めてベンチ入りを果たす。0-2でリードを許す52分、同選手は約8カ月ぶりに公式戦のピッチに立ち、試合終了までプレーした。なおブレントフォードは0-2で敗れている。
エリクセンは、試合後にイギリス『スカイスポーツ』で「結果を除けば、僕はハッピーな男だ。経験したことを乗り越えて復帰できたことは素晴らしい気分だ。トーマスはプレー時期についてほとんど何も言っていなかったけど、グッドラック、そしてプレーを楽しむように言ってくれた」と話し、以下に続けた。
「ここに来た初日からとてもスペシャルだ。クラブは僕を労わってくれている。それに、みんなが大きな助けになっている。僕の家族、両親、子供たち、親戚、僕の復帰を助けてくれた医師ら、みんながここにいる。彼らが経験したことは僕自身が経験したことよりも幾分タフだったと思う」
シーズンも終盤戦に迫る中、エリクセンは今シーズン残りの目標についても問われ「何よりも以前の感覚を、フットボールの感覚を戻すこと。そして、ブレントフォードのプレミアリーグ残留を助けること」と語った。
また、フランク監督は「素晴らしい瞬間だった。間違いなく私を最後まで笑顔にさせてくれるものだった。彼がピッチに立つ姿を見ることはグッドで、彼の能力の片鱗を見れたこともグッドだった」とコメントした。




