20230802 Marta(C)Getty Images

ブラジル女子代表、まさかのGS敗退決定…6大会連続出場の37歳マルタがW杯に別れ「これで終わり。でもチームはこれからも続いていく」

ブラジル女子代表のマルタは、今大会が自身にとって最後のワールドカップになったと語った。

2日に行われた女子ワールドカップ2023のグループF第3節でブラジルはジャマイカと対戦。決勝トーナメントに進むためにはジャマイカに勝利しなければならないブラジルは序盤からボールを持って相手ゴールに襲い掛かるも1点が遠い。後半も同じ展開が続き、最後までゴールをこじ開けることができないまま試合はスコアレスドローで終わった。

この結果、ブラジルはグループF3位となり、1995年以来となる7大会ぶりのグループステージ敗退が決まった。2003年大会から6大会連続でワールドカップに出場して大会記録となる通算17ゴールを挙げ、“スカートをはいたペレ”とも評価されるブラジルのエース、37歳のマルタは、試合後にブラジル『Globo』でコメントした。

「マルタはここで終わり、もうワールドカップはない。私はこの機会に感謝しているし、ブラジルと世界の女子フットボールで起きてきたすべてのことにとても満足している。私にとってこれが最後だけど、彼女たちにとってはまだ始まったばかり」

「このようなときに口を開くことは簡単なことではない。私が夢見たワールドカップでの最悪の悪夢ではない。ブラジルの人たちは世代交代を求めていたけど、世代交代は始まっているし、年長者は私だけ。彼女たちのほとんどはたくさんの才能のある若い少女たちで、これは彼女たちにとっての始まりでしかない。私はここで終わるけど、彼女たちはこれからも続いていく」

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