brazil korea(C)Getty images

“王国”ブラジルが韓国を5ゴール粉砕!エステヴァン&ロドリゴ2発、ヴィニシウスがダメ押し弾…圧勝で日本代表戦へ

韓国代表とブラジル代表は、10日にソウル・ワールドカップ競技場で親善試合を行った。

アジア予選グループBを首位で通過した韓国。12回目のワールドカップを見据えて強化を続ける中で、10日には南米の強豪国と対戦。この日が同国歴代最多出場(137試合)となった主将ソン・フンミン、イ・ガンインらがスタメンに入った。

一方、ワールドカップ史上最多5度の優勝を誇る“王国”ブラジル。2026年ワールドカップ南米予選は5位と苦戦を強いられたものの、無事に本大会出場が決定。名将カルロ・アンチェロッティ監督を招聘するなど、来年の祭典へ向けて強化を続けている。そして14日の日本代表戦を前に、韓国と対戦。ヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴ、カゼミーロといった主力クラスが先発した。

雨が降りしきる中でキックオフを迎えた一戦だが、ブラジルは4分にロドリゴがファーストシュート。序盤からボールを握って相手陣内に攻め込み、10分にはヴィニシウスがミドルを放った。

すると13分、ブラジルが先制に成功。ブルーノ・ギマランイスがボックス内へ鋭いスルーパスを送ると、飛び出したエステヴァンが冷静にネットを揺らした。18歳FWの一撃で、アウェイチームが先制する。勢いに乗るブラジルは18分にもセットプレーからカゼミーロが頭でネットを揺らしたが、ここはオフサイドでノーゴールとなっている。

その後もブラジルは韓国を圧倒。ヴィニシウスやクーニャなどがチャンスを作り、28分にはCKからミリトンが強烈なヘッドを放った。すると41分に追加点。ボックス内へのパスをロドリゴがスルーすると、背後にいたカゼミーロがワンタッチで落とす。これを受けたロドリゴが、相手をかわしながらネットに突き刺した。華麗な連携でブラジルがリードを広げ、韓国を圧倒しながら前半を折り返した。

ブラジルは後半も良い入りを見せ、46分にクーニャがミドルシュートを放つ。そして47分、相手のミスを見逃さずに3点目。相手ボックス付近でキム・ミンジェからボールを奪ったエステヴァンがそのままネットを揺らした。さらに49分、相手陣内でボールを奪うと、最後はロドリゴがシュートを流し込んでいる。“王国”が一気に試合を決めにかかる。

その後は韓国も相手ボックス付近まで迫るシーンを作ったが、ブラジルは選手交代を使いながら主導権を渡さない。そして77分、ロングカウンターからヴィニシウスが1人で決めきった。圧倒的な力を見せつける。

試合はこのまま終了。ブラジルが韓国を圧倒し、5-0で大勝を収めた。ブラジルはこの後、14日に日本代表と対戦。韓国は、同じく14日にパラグアイ代表と対戦する。

広告