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ブラジル代表、母国開催コパ・アメリカをボイコットか…ウルグアイ&アルゼンチンは支持とも

ブラジル代表は、母国開催となったコパ・アメリカ2021参加をボイコットする可能性があるようだ。スペイン『マルカ』など複数メディアが伝えている。

新型コロナウイルスの影響で1年延期となっていたコパ・アメリカ。しかし、開幕2週間前に共催国であったアルゼンチンとコロンビアが政情不安やコロナ禍を理由に開催を辞退。急遽ブラジル開催に変更となるなど、混乱が生じていた。

1日には会場なども発表されていたが、今度はブラジル代表チームが参加をボイコットする可能性が伝えられている。

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『マルカ』によると、コロナウイルス感染拡大が収まらない中でブラジル代表の選手たちは開催を望まず。深刻な状況の中、政府など国のトップに利用されていると感じているようだ。出場を拒否する考えとも伝えられている。チッチ監督は記者会見で「選手たちには意見があり、我々の意見は(CBF)会長に伝えた」と明かしていた。

また同メディアによると、ウルグアイもこの動きを支持。ルイス・スアレス、エディンソン・カバーニらがすでに開催に疑問の声を上げていたという。さらにアルゼンチンでも、セルヒオ・アグエロやリオネル・スカローニ監督がブラジル開催へ急遽変更されたことに驚きを示しつつ、理想からは程遠い状況であることを指摘していた。

ブラジルでは今年2月以降再び感染者が増加し、1日平均6万人以上の新規感染者が報告されている。さらに死者に至っては計50万人近く伝えられた。。そんな中で、ブラジル代表は決断を迫られているようだ。

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