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失速のチェルシー、パーマー先発復帰も…ボーンマスとスコアレスドローで3試合白星なし

現地時間6日、イングランド・プレミアリーグは第15節が行われ、チェルシーは敵地バイタリティー・スタジアムでボーンマスと対戦した。

首位アーセナル相手に10人で引き分けたものの、前節はリーズ相手に敗れたチェルシー。再び敵地で厄介な相手と対峙するが、リーズ戦から先発を6人入れ替え、パーマーがようやく先発復帰を果たした。

しかし、最初のチャンスはホームチーム。3分、スコットのパスをゴール前で受けたエヴァニウソンのシュートはチャロバーがブロックするも、このこぼれ球をセメンヨが押し込んでボーンマスが先制する。しかしVARの結果、これはエヴァニウソンがわずかにオフサイドと判定され、ゴール取り消しとなった。

出鼻を挫かれたチェルシーは反撃に出たいものの、前線のデラップにいい形でボールが収まらず、パーマーもチャンスメイクするまでに至らない。

すると32分にアクシデントが発生。相手DFともつれて倒れたデラップが肩を痛めて負傷交代を強いられ、代わりにジョアン・ペドロではなくギウが投入された。

35分、エリア内左で縦に仕掛けたセメンヨがシュートを放つと、GKサンチェスが触ってコースの変わったボールにエヴァニウソンが反応して滑り込む。しかし上手く押し込むことができず、ゴール上へと外れた。

その後も攻めあぐねるチェルシーに対し、ボーンマスが思い切りのいいカウンターから次々にシュートチャンスを作る。しかし、いずれもGKサンチェスが素晴らしい好守でしのぎ、互いに無得点のまま試合を折り返した。

後半もボーンマスの鋭いカウンターに手を焼くチェルシーは50分、ネトの右クロスをガルナチョが頭で合わせると、左のポストを直撃。ようやく決定機を作り出したが、なかなか自分たちの流れに持ち込むことができない。

チェルシーは58分にパーマーを下げてJ・ペドロを投入。さらに77分にはガルナチョを下げてエステヴァンを投入するが、インテンシティの高いボーンマスの守備を崩せず、ゴールが遠い。

アディショナルタイムの5分間でもスコアは動かず。互いに勝ち点1を分け合う結果に終わり、チェルシーはチャンピオンズリーグでバルセロナに快勝した後、リーグ戦3試合で2分1敗と白星のない状況となってしまった。

■試合結果

ボーンマス 0-0 チェルシー

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