Marco Reus Germany Armenia 050921Getty

「一体何様のつもりなんだ!?」ドルトムントSD、バイエルン幹部のロイス代表離脱への発言に激怒

バイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムント間で再び“場外戦”が勃発するのだろうか。前者のハサン・サリハミジッチ取締役が発したマルコ・ロイスを皮肉るコメントに後者のミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)が憤慨したようだ。

サリハミジッチは12日にドイツ『スカイ』のトーク番組に出演。その中で、9月のインターナショナルウィークでドイツ代表の2試合に出場するも、3戦目のアイスランド戦(8日)を前にひざの問題で離脱しながら11日のリーグでのレヴァークーゼン戦にはフル出場したことには「不思議だね。代表は離脱し、その2~3日後にはプレーしているのだから、不思議としか言えないだろう」と発言した。

同氏は「うちのプレーヤーは(代表に)残り、常にプレーしているのだからね」と続け、「セルジュ・ニャブリは背中の問題を抱えていたが、残ってプレーし、(リーグ戦で)負傷した。おそらくバルセロナ戦には出れないだろう。まあ、仕方ないことだけどね」と代表に残ったニャブリがRBライプツィヒ戦で負傷交代を強いられたことに言及。番組司会者に「それらに腹を立てているのか」と問われると、「少しはね」と明かしていた。

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それを受けたツォルクSDは早速同日に反応。ドイツ誌『キッカー』が紹介したコメントによれば「サリハミジッチはバイエルン・ミュンヘンに関して話すべきで、うちに関しては口を出すべきではない」と話すと、さらに「一体何様のつもりなんだ!?」と憤慨したという。

バイエルンは特に前会長のウリ・ヘーネス氏がドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)と度々激突。近年はクラブ間の関係が改善されていたと見られていたが…。

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