Leonardo Bonucci Juventus 2020-21Getty

ボヌッチが新シーズンへ意気込み「スクデットの本命はインテルだが、勢力図は変わる」

ユヴェントスに所属するイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが9日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、新シーズンの戦いを予想した。

今夏、ロベルト・マンチーニ率いるイタリア代表の一員としてEURO(ユーロ)2020を制覇したボヌッチ。この功績を称えられ、出身地であるヴィテルボ市から市民功労賞を受賞した。ボヌッチは、「満員の観客のスタジアムにいた時よりも、今日の方が興奮している。スポーツの垣根を越えた重要な勲章だと思う。ヴィテルボは常に僕の心の中にあり、EURO優勝を市民と共有することができて誇りに思う」と胸を張った。

続いてボヌッチは、来週末から開幕するセリエAの新シーズンへ向けて意気込みを語りつつ、スクデット争いの重要ライバルに前年覇者のインテルを挙げた。

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「インテルがスクデット争いの本命であり、倒すべきライバルになるだろう。しかしローマやミラン、ラツィオも絡んでくるかもしれない。戦いにおいては、細部が違いをつくるものだ。(マッシミリアーノ)アッレグリはやる気十分だし、僕らも道すがら取りこぼしてきた何かを取り戻すための準備はできている。偉大なシーズンを見せるための条件はそろっている」

続いてボヌッチは移籍市場に言及。リオネル・メッシのバルセロナ退団が決まったほか、インテルのエース、ロメル・ルカクの移籍が迫るなど、今夏は特殊な状況であると見解を示した。

「今回の移籍期間終盤は、多くの重要な選手が所属チームを変えるなど特殊なものになった。これにより少し勢力図が変わるかもしれない。しかし僕らのクラブは、目標を達成するために主力を引き留めようとしているんだ」

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