ボローニャの指揮官チアゴ・モッタが20日、コッパ・イタリア2回戦でカリアリを退け、就任後初となる勝利でチームのファイナルステージ進出を決めた。
成績不振により解任されたシニシャ・ミハイロヴィッチの後任として、先月ボローニャ指揮官に就任したモッタ。だが指揮を執った4試合で1分3敗と期待された成績を残せておらず、『ガゼッタ・デロ・スポルト』によれば、ボローニャの練習拠点では会長を非難する横断幕も掲げられるなど、サポーターから不満が噴出していた。
そんな状況下において、モッタ率いるボローニャはイタリア杯2回戦でセリエBのカリアリと対戦。69分の相手のオウンゴールにより先制に成功すると、そのまま1-0と勝利を収めてラツィオが待つファイナルステージへと駒を進めた。公式戦5戦目にしてようやく初白星を手にしたボローニャ指揮官が『メディアセット』のインタビューで喜びを語った。
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「常に勝つことが重要だ。セリエBのチームを相手に圧倒することはできなかったが、2回戦突破という目標は達成できた。（リーグ戦の）レッチェ戦まで準備期間が2日あるが、これから継続性を示していかなければならない」
なお同日に行われたイタリア杯2回戦では、サンプドリアがPK戦の末、アスコリを下して1月11日に予定されているフィオレンティーナとのラウンド16へ進出した。このほか2回戦を勝ち抜いたジェノアはローマと、トリノはとミランとの対戦を予定。またジャンルイジ・ブッフォンを擁するパルマはインテル、スペツィアはアタランタ、モンツァはユヴェントス、クレモネーゼはナポリとの対戦が組まれている。
