バーミンガム・シティ・ウィメンは23日、ハンマルビーIFから宮川麻都を来年1月2日付で獲得することに合意したと発表した。
現在27歳の宮川は、日テレ・東京ヴェルディベレーザでプロキャリアをスタート。国内リーグで90試合以上に出場し、数々のタイトル獲得に貢献した。2024年にスウェーデンのハンマルビーIFへ渡ると、チームの中心選手としてUEFA女子チャンピオンズリーグの舞台も経験した。
また、世代別の日本代表でも活躍。2014年のU-17ワールドカップ優勝、2018年のU-20ワールドカップ制覇と二度の世界一を経験し、なでしこジャパンでも2019年のデビュー以来23キャップを誇り、東京五輪など主要大会に出場してきた。
現在、女子スーパーリーグ2部に所属するバーミンガムは、1部昇格とタイトルの獲得を目標に掲げており、経験豊富な宮川の加入は守備陣にとって大きな補強となることが期待される。国際移籍証明書およびリーグの承認を経て、1月からイングランドでの新たなキャリアをスタートさせることになるようだ。
宮川はクラブを通じて、次のように意気込みを語った。
「この歴史あるチームに加入できることをとても嬉しく思います。リーグ優勝はその先に必ずあると信じています。まずは目の前の試合に集中し、勝ち続けていきたいです」
