アトレティック・クルブのニコ・ウィリアムズは、今夏に注目を集めた自身の去就について語った。
下部組織からアトレティック・クルブで過ごし、2021年に18歳でファーストチームデビューを飾ったウィリアムズ。スペイン代表の主力としてもプレーし、昨夏のEURO2024制覇にも貢献した同選手は、今夏の移籍市場でその去就に大きな注目が集まった。
昨シーズンにアトレティック・クルブのトップ4フィニッシュと今シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献した後、ウィリアムズに対してはバルセロナからの関心が届く。一部ではクラブと条件面で合意したとも報じられていたが、最終的に移籍は実現せず、残留してクラブと新たに10年契約を締結した。
バルセロナに新天地を求めず、アトレティック・クルブでプレーを続けることを選んだウィリアムズは『GQ』で「アトレティックとビルバオは僕にとってのすべてだ。僕はここで人間として、そして選手として成長した。このクラブとこの街を代表することは努力や謙虚さ、そして家族の大切さを理解させてくれるものだ」と話し、以下に続けた。
「クラブのモットーが示しているように、アトレティックは世界で唯一無二のクラブであることを僕たちみんなが知っている。僕はいつも第一印象や僕の心に従っている。それに、ここビルバオには、僕の人生のすべてのステップを相談してきた家族がいる。兄(イニャキ)の言葉を聞くのも好きで、彼は僕にいつだって良いアドバイスをしてくれる。そして今、一緒にチャンピオンズリーグでのプレーを楽しめている。夢がかなったようなものだ」


