ボローニャのリッカルド・ビゴンSD(スポーツディレクター)が17日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、日本代表DF冨安健洋に関する質問に答えた。
冨安は2019年夏、ベルギーのシント=トロイデンからボローニャへ加入。昨シーズンは右サイドバックの不動のレギュラーとして活躍すると、今シーズンはチームの台所事情に応じて守備のあらゆるポジションをこなして優れた適応力を示し、評価を高めてきた。
そんな冨安だが、これまでにミランやプレミアリーグのニューカッスルなど複数クラブの関心が伝えられてきたほか、ヴァルテル・サバティーニTD(テクニカルディレクター)も先月、日本代表DFについて多くのクラブから問い合わせを受けていることを認めており、今夏の動向が注目されている。
そしてビゴンSDは、セリエA第37節ヴェローナ対ボローニャの試合前にインタビューに応じ、「トミヤスは移籍するのか」との質問に回答。ボローニャSDは夏の移籍市場においてオファーを検討することを示唆しつつ、切迫した売却の必要性がないことを強調した。
「我々は素晴らしい幸運に恵まれている。それは、(ジョーイ・サプート)会長が選手の売却を急かしたり、プレッシャーをかけたりしないことだ。(ボローニャの)選手たちは若くて強い。重要なチームが獲得を望むことはあるだろうし、選手たちはキャリアを歩んでいく上で喜びを感じるだろう」
「売却の収益を投資に回し、チームを補強することはできるが、我々には切迫した必要性がない。夏が来れば、適切なオファーとそうでないものを見極められるだろう。圧力を受けることなく、冷静に判断していきたい」
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