ベティスは24日、スペイン代表MFセルヒオ・カナーレス（32）がメキシコのモンテレイに移籍することを発表した。
ホアキン・サンチェス氏の引退によって、今季からベティスの主将となった32歳カナーレス。だがモンテレイから年俸500万ユーロ（約8億円）の3年契約という好条件のオファーを提示されて、断ることができなかったようだ。
ベティスは当初こそカナーレスを譲渡不可能な選手として扱っていたものの、新主将たっての願いでクラブ間交渉に臨むことになり、最大限の移籍金を引き出すことに目的を切り替えたという。モンテレイとのクラブ間交渉では、移籍金1000万ユーロ＋インセンティブ700万ユーロで合意に至ったとみられている。
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ラシン・サンタンデールの下部組織で育ったカナーレスは、その後レアル・マドリード、バレンシア、レアル・ソシエダでプレー。3回のじん帯断裂に苦しみながらも、並外れた努力と才能によってキャリアを輝かせてきた。
カナーレスがベティスに加入したのは2018年夏のことで、絶対的主力として207試合に出場して39ゴール30アシストを記録。2021-22シーズンにはコパ・デル・レイ優勝を果たしている。
