ベティスのホセ・ミゲル・ロペス・カタラン副会長は、バルセロナが来季チャンピオンズリーグ(CL)に出場できないとの見方を示した。
バルセロナは2001年から2018年まで、当時の審判技術委員会(CTA)の副会長エンリケス・ネグレイラ氏の所有する会社に約750万ユーロを支払っていたことで、審判買収の疑いにかけられている。現在、UEFAの倫理・規律委員会はこの“ネグレイラ事件”と呼ばれる疑惑についての調査を進めているが、カタラン副会長は最終的にUEFAが同クラブに対して、1年間の欧州大会追放処分を科すことを予測した。スペイン『カナル・スルTV』とのインタビューで、次のように語っている。
「私たちは本当に心配している。その17〜18年の間に起こっていたことは非常に深刻なものだ。UEFAは調査を開始しているが、私たちは6月に結論が出ると考えている。おそらくではあるが、バルサには1年間の欧州カップ追放という処分が下されるだろう」
「私たちは不安と怒りを感じている。この事件は忘却されてはいけないものだ。UEFAには(処分を科すための)メカニズムが存在しており、私はその成り行きに注目している。スペインフットボールの最大のスキャンダルであるわけだからね」
