元フランス代表FWカリム・ベンゼマは、わずか半年でアル・イテハド退団を検討しているようだ。
レアル・マドリーで5度のチャンピオンズリーグ制覇を経験し、2022年にはバロンドールにも輝いたベンゼマ。2023年夏にレアル・マドリーを退団し、サウジアラビアのアル・イテハドに加入した。当初はイスラム圏でプレーすることへの喜びを語っていたが、ここまでは期待通りにいかず。公式戦20試合で12ゴール5アシストを記録しているものの、昨シーズンのリーグ王者であるチームは7位と低迷。現地ではベンゼマへの風当たりが強まっている。
そんな中で『ESPN』は、ベンゼマが1月の移籍市場でサウジアラビアを離れる可能性があると報道。関係者によると、今冬に様々な選択肢を検討しており、わずか半年で退団する可能性もあるという。
また同メディアは、36歳FWに対してチェルシーを含む複数のプレミアリーグ勢が関心を示していると指摘。一方で、14年間を過ごしたレアル・マドリーへの復帰は現時点で選択肢にないようだ。
なお、アル・イテハド側はレンタルや完全移籍などいかなる形でも1月の放出には消極的な模様。しかし、同時期にサウジアラビアに来たジョーダン・ヘンダーソン(アル・イテファク)が契約を解除して欧州復帰間近(アヤックス移籍報道)となっていることを例に挙げ、現時点ではあらゆる可能性が残されていると伝えている。
先日には、昨年末からの練習欠席や1月のキャンプ合流日にも姿を表さなかったことからマルセロ・ガジャルド監督の怒りを買ったことが伝えられたベンゼマ。半年でヨーロッパに復帰することはあるのだろうか。
.jpg?auto=webp&format=pjpg&width=3840&quality=60)
