Karim BenzeGetty Images

ベンゼマ「メッシを批判する人間はフットボールを何も分かっていない。ゴールじゃなくてプレーを見ろ」

レアル・マドリーのフランス代表FWカリム・ベンゼマが母国メディア『テレフット』とのインタビューに応じ、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の対戦相手パリ・サンジェルマン(PSG)について語った。

PSGでは現在、メッシが期待されていたような成果を収めていないと懐疑的な目で見られている。しかしながらベンゼマは、メッシの実力に疑いの余地がないことを強調した。

「どうやって成果を出すか? そんなの、ただ時間の問題に過ぎない。多くのゴールを決めていないと言ってもさ……彼がピッチでしていることを見てみろよ。いずれにしても、ああいった選手の批判なんてしてはいけないことだ。メッシを批判する人間は、実際のことろフットボールを何も分かっちゃいないのさ」

また、フランス代表のチームメートFWキリアン・エンバペとの対戦については、どのように感じているのだろうか。

「エンバペとの対戦だって? 特別なものになるよ。僕たちは、互いのことが好きなんだから! 一体、どうなるだろうね。彼も勝ちたいだろうが、それは自分も同じだよ」

2021年にはバロンドール受賞候補とされながら、結局は4位となったベンゼマ。受賞できず、悔しさはあったのだろうか。

「子供の頃から言ってきたことだ。4位や3位や2位は、30位と同じなんだって。タイトルを十分に勝ち取っていないとも言われるけど、僕にはあれ以上できなかった。自分にとってバロンドールはゴールを決め、ゴールを決めさせ、難しい時期にも存在感のある選手が受賞するものだ。タイトル獲得だけじゃないと思うが、とにかく僕は選ぶ立場ではないよ」

ベンゼマはその一方で、レアル・マドリーのサポーターから受ける愛情についても語っている。

「バロンドール前に自分の名を叫んだり、バースデーソングを歌ったりしてくれるファンを目にすれば、やっぱり感情が動いてしまう。ピッチ上で自分のプレーを示し続けるためのモチベーションになるんだ」

「マドリーは僕のすべてだ。自分はここで一人前の男になった。このクラブのことをスペインの家だと思っているし、ライフスタイルだって完璧だ。自分にとっては、ここのすべてが素晴らしいんだよ」

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