絶好調のレアル・マドリーFWカリム・ベンゼマが、2021年のバロンドールを受賞すべきとの意見が出始めている。
ベンゼマの今季の活躍は、まさに圧倒的だ。22日のラ・リーガ第6節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのマジョルカ戦(6-1)で2ゴール2アシストを記録したフランス代表FWは、これで今季ラ・リーガ成績を8ゴール7アシストとした。中盤から前線でゲームメイクをして、ラストパスを送り、自らもシュートを決め切る……。攻撃的選手としては全能の存在である。
ベンゼマのかつてないほどの活躍を受けて、スペイン『マルカ』のレアル・マドリー番記者は同選手が今年のバロンドールにふさわしい存在であることを主張する。オピニオン記事で、次のように記している。
「カリム・ベンゼマはフットボールを巧みにプレーしている。もっと言わせてもらえば、現在、彼より上手にボールを扱える者は存在しない。すべてをうまくこなして、すべてが効果的で、すべてが美しい。極上の選手だ。だからこそ、今季序盤に8ゴール(バルセロナの得点数と同じ)を決め、それだけでなく7アシストも記録しているのだ。ペナルティーエリアの動物と言えばハーランドとレヴァンドフスキかもしれないが、彼らの数字もベンゼマに遅れを取っており、クリスティーノとメッシと比較する必要もない。カリム・ベンゼマ。彼一人がいるだけなのだ」
「さて、ここからバロンドールの議論をしようじゃないか(もう9月だし、そういう時期だろう)。もし、それがまだ真面目な賞であるならば、カリムが受賞しなくてはならない。彼以上に優れた選手がいるのだろうか? 昨年、受賞するにふさわしかったヴァンドフスキがいるかもしれないし、年間では最もゴールを決めているハーランドだっているのかもしれないが、しかしベンゼマほど決定力と好プレーを一つなぎにできる存在はいない。長きにわたってメッシがそうであったように、ベンゼマはストライカーの型に当てはまらない。彼はもっと大きな存在だ。ベンゼマは、“フットボーラー”なのである。そしてバロンドールのように世界最高の選手に与えられる賞は、最高の“フットボーラー”に与えられなくてはいけないのだ」
「バロンドールはベンゼマのためにある。以前から、彼のプレーはそれにふさわしかった。そして現在は、決めているゴール数から受賞が義務付けられている。そう、バロンドールがほどほどに真面目な賞であるならば……」




