元フランス代表FWカリム・ベンゼマは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16に挑むアル・イテハドのメンバーから外れたようだ。
昨季限りでレアル・マドリーを退団し、サウジアラビアの強豪チームへ加入したベンゼマ。公式戦20試合で12ゴール5アシストと結果を残しているものの、チームの低迷などもあってそのパフォーマンスにはファンから厳し声が飛んでいる。
そんな36歳FWだが、冬の休暇明けのアル・イテハド合流日に姿を見せなかったことが大きな話題に。その後トレーニングキャンプのメンバーから外され、さらに本人がヨーロッパ復帰を熱望していることなどが伝えられたが、最終的に残留することが決まっている。しかし、チームでの立場は厳しいものになっているようだ。
アル・イテハドは、15日のACL決勝トーナメント1回戦でナフバホール・ナマンガン(ウズベキスタン)と対戦する。しかしスペイン『as』によると、ベンゼマは外国人出場枠(5)の問題により遠征メンバーから外れたようだ。1月のトレーニングキャンプ欠席によるコンディションを考慮し、マルセロ・ガジャルド監督が決断したという。
なおフランス『GFFN』は、これまで複数回の練習欠席によるコンディションの問題により、ベンゼマとガジャルド監督の関係性は緊張状態にあると伝えている。


