Andrea Belotti Torino 2020-21Getty Images

イタリア代表FWベロッティが意気込み「EURO2020優勝が目標。どん底からリベンジを」

トリノに所属するイタリア代表FWアンドレア・ベロッティが、UEFA公式サイトのインタビューに応じ、EURO(ユーロ)2020での目標などを語った。

ロベルト・マンチーニ監督の下、トルコとのEURO2020開幕戦で3-0と快勝し、好スタートを切ったイタリア。ベロッティは開幕戦でイタリアの2点目を記録したFWチーロ・インモービレと同じポジションを競うライバルであるが、良好な関係を築いていることを明かした。

「僕らはトリノで一緒にプレーしていた頃からすごく仲がいいんだ。僕が初めて代表に招集されたときは、かなり助けてもらった。チーロは偉大なFWであり、昨年は欧州ゴールデンシューを獲得した一方、人としても感じが良いし、気が合う仲間なんだ。僕らには健全なライバル関係があり、お互いにアドバイスを出し合っている。たった1人では勝てないわけで、チーム全体の力が必要になる。今のイタリアの強みはチームワークなんだ」

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■EURO2020で結果を求めるイタリア

イタリアは2017年11月、ロシア・ワールドカップ欧州予選プレーオフでスウェーデンに敗れ、60年ぶりにW杯出場を逃した。ベロッティは、今大会での挽回を期す。

「W杯に出場できず、どん底を味わった。その後、すぐに打ち立てた目標がEURO2020で優勝を目指すことだった。実現できるはずだと思うし、信じている。しかし地に足をつけ、毎試合に集中し、チームとして結束して取り組んで行かなければならない。こうしなければ、決勝を目指すことはできない。代表への帰属意識を強く感じているし、このユニフォームがどれほど重要であるかも全員が理解している。自分たちの中には、義務感だけでなく、リベンジへの強い思いがある。こういった気持ちがプラスアルファの何かを引き出すためには必要だと思う」

続いてトリノFWは、代表のチームメートについて自身の見解を示した。

「(ロレンツォ)インシーニェや(ドメニコ)ベラルディのようにクオリティのある選手がいる。その後ろにはジョルジーニョや(ニコロ)バレッラ、(マルコ)ヴェッラッティがいる。さらに(フェデリコ)キエーザや(フェデリコ)ベルナルデスキも。その全員がだしぬけにプレーを生み出せる選手たちなんだ。練習では、守備陣がどれほど強いかも実感している。イタリアが多くの試合で失点していないのは、特に偉大な仕事をしているDFや強いGKがいるからだ」

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