BellinghamGetty Images

初クラシコで2ゴール!レアル・マドリーを劇的勝利に導いたベリンガム「逆転、大好きだ。心臓に悪いけど楽しいね」

28日のラ・リーガ第11節、レアル・マドリーはアウェーでのバルセロナ戦に2-1で勝利した。2ゴールを決めてチームを逆転勝利に導いたMFジュード・ベリンガムは、大きな喜びを感じているようだ。

今季レアル・マドリーに加入し、いきなり大活躍を見せているベリンガムは、初めて臨んだクラシコでも誰よりも輝いた。0-1ビハインドで迎えた68分に強烈なミドルシュートで同点ゴールを決めると、92分には右サイドから送られ、MFルカ・モドリッチを経由したクロスを右足で押し込んでいる。

ベリンガムの今季公式戦の成績は13試合13得点3アシストに。今回のような劇的勝利はマドリーの代名詞とも言えるが、イングランド代表MFはすでに3試合で終了間際の劇的弾を記録しており、真にチームの象徴的存在となっている。

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試合後、『レアル・マドリーTV』とのインタビューに応じたベリンガムは、マドリーが果たす逆転勝利の主役を演じていることに満足感を表した。

「逆転勝利、大好きだ。心臓に悪いけど試合として楽しいよね。僕はチームメートのことを信じている。今日、僕たちは決してあきらめず、自分たちの力を示した。満足しているよ」

「今はすべてがうまくいっているね。僕がすべきことは試合への準備をし、チームメートやコーチ陣から学ぶことだけだ。ただ学び、向上し、チームを助けていきたいね」

ベリンガムが決めたミドルシュートは、まさに衝撃的だった。ペナルティーエリア手前でボールを拾うと右足を一閃。GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの横っ飛びもむなしく、超スピードの無回転ボールが枠内右隅に収まった。

「ペナルティーエリア手前でボールを受けたが、そこからシュートを決めなきゃいけないと何週間も言い続けてきた。相手DF陣は自分がエリア内に入ってくる、チームメートと連係を取ると予想しているから、ミドルは彼らにとって驚きの選択肢になるんだよ」

「自分にはエリア外からでもボールを飛ばせる技術がある。枠内に収まったね」

試合後のドレッシングルームでは、電話で家族と話をしたそうだ。

「さっき家族と通話したよ。ドレッシングルームはうるさくて、話をするのはけっこう難しかったけどね」

「僕は弟、父さん、母さんとソファーに座ってクラシコを観戦してきた。今日のクラシコでは僕が大きなことをやり遂げた……彼らにそう伝えたんだ」

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