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イングランド代表MFジュード・ベリンガムは、チームへの批判に反論している。
16日にEURO2024初戦を迎えたイングランド。セルビアとの一戦は13分にブカヨ・サカのクロスからベリンガムがネットを揺らし、これが決勝点となって1-0と勝利した。しかし何度もセルビアに決定機を作られると、シュートは5本にとどまりボックス内タッチ数も「11」と相手を下回るなど、厳しい戦いを強いられている。
今大会の優勝候補の一角として期待を集めたイングランドだが、初戦のパフォーマンスから現地で批判が集中することに。しかし、ベリンガムは『ITV Sport』のインタビューで「まだ改善の余地があることが明らかになったのでは?」と問われると、以下のように答えた。
「そうでもないよ。それには賛成できないね。前半はどんな相手にも得点できるかを証明し、後半はどんな相手にもクリーンシートを達成できることを証明した。もちろん、僕らの試合には常にネガティブなテーマがつきまとう。それが当然のときもあるよ。だが今回の場合、確かに我慢や苦しい時間もあったけど、無失点という事実からポジティブにとらえることもできる。クリーンシートであれば、試合に勝つために1ゴールでいい」
また、この試合で中盤起用されたトレント・アレクサンダー=アーノルドについても言及。リヴァプールで右サイドバックを務める25歳だが、代表チームでの中盤起用には現地解説者から厳しい声が相次いでいた。しかし、ベリンガムは反論している。
「彼はあのポジションで守備的に試合をうまくコントロールしてくれるし、僕にとっては本当に楽になるんだ。みんながくだらないことを言っているのはわかるけど、彼はゴールに向かってアグレッシブにプレッシャーもかけるし、そのおかげで息抜きもできるんだ」
「ボールの扱いに関して、僕らはお互いによく理解し合えていると思う。常に前向きにプレーしたいんだ。そういう資質を持っているからこそボールを失うことを受け入れているし、お互いのために奪い返すんだ。彼は素晴らしい選手だと思うよ」
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