ベルギー代表のティボー・クルトワは、フットボール界を牛耳る組織への不満を口にした。
10日に行われたUEFAネーションズリーグ3位決定戦で、ベルギーはイタリアと対戦。エデン・アザールとロメル・ルカクを欠いたベルギーは、PKなどから2点を先取され、反撃もチャールズ・デ・ケテラエルの1ゴールに終わり、1-2で敗れた。
試合前から3位決定戦を「無意味」と非難してきたクルトワは、試合後にも「この試合はただ単に金儲けのための試合で、僕たちはこれについて正直にならなければいけないと思う」と話し、主催する欧州サッカー連盟(UEFA)に批判の矛先を向けた。
「UEFAがさらなる金を得るために僕たちはプレーした。両チームが先発メンバーをどれだけ変えたかを見ればわかるだろう。両チームがファイナルに進んでいれば、他の選手がファイナルでプレーしていたはずだ」
さらに、ベルギー代表GKはUEFAが国際サッカー連盟(FIFA)の提案する2年に1度のワールドカップ開催に真っ向から反発することも皮肉った。
「彼ら(UEFA)は別の大会(ヨーロッパ・カンファレンスリーグ)を作ったのに……、いつだったこうだ。何も変わらない。他のチームがスーパーリーグを求めた時には怒っていたけど、選手たちのことなんか気にせず、自分たちのポケットの中身にしか興味がない。それにEUROやワールドカップが毎年あると聞いたけど、僕たちはいつ休めばいいんだ?休めるわけない」
試合数が増加がこのまま続けば負傷者が増えるばかりだとクルトワは続けた。
「行きつく先は、トップ選手たちの繰り返しの負傷だ。もっと気にされるべきことだと思う。僕たちはロボットではないんだ!試合が増えていくばかりで、休養は減っていく。誰も僕たちのことを気にしていない」
「来年は11月にワールドカップがあるから、また6月終わりまでプレーしなければいけない。ケガしてしまうよ!誰も選手たちのことを気にしてなんていないんだ。最高のレベルで12カ月を戦う選手たちに、3週間の休養は十分とは言えない。僕たちが何も言わなければ、何も変わらない」
