ベルギー3部のロイヤル・エクセルシオール・ヴィルトンは29日、フランス代表MFエンゴロ・カンテがクラブを買収したことを発表した。
2018年にルクセンブルクの投資家であるフラビオ・ベッカ氏がクラブのオーナーに就任したクラブは、すぐに結果を出し始め、史上初の2部昇格に成功。翌シーズンにはトップリーグ昇格に近づいたが、あと一歩のところで逃して最終的に2位となった。だが、昨季はベルギー2部で12位に終わり、新シーズンは3部に降格することとなっていた。
そんなクラブを今回、カンテが買収。現オーナーのベッカ氏は、7月1日に正式にクラブをカンテに譲渡することを発表した。
クラブの公式サイトに掲載された声明の中では「ともに、さらなる高みへ」「小さな町、大きな夢」というスローガンを掲げ、クラブはベッカ氏もカンテにオーナーシップを譲ることに感激していると綴っている。
「フラビオは、サッカー選手としての資質だけでなく、誰もが認める人間的な資質を備えた一流の選手であるエンゴロ・カンテにクラブの鍵を渡すことができることを非常に喜んでいる」


