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ベルギー代表で126キャップのエデン・アザールが32歳で現役引退を発表「終止符を打つことを決めた」

ベルギー代表として活躍したMFエデン・アザールが10日、現役引退を発表した。

リールで台頭したアザールは、2012年に加入したチェルシーで通算352試合に出場して110ゴール92アシストを記録。2度のプレミアリーグ優勝やFAカップ制覇に貢献した。しかし、2019年夏に推定1億1500万ユーロの移籍金でレアル・マドリーに加入して以降は、負傷もあって全盛期の輝きを失うことに。度重なるケガに苦しめられて、4年間で76試合出場7ゴールという結果に終わり、昨シーズン限りで退団していた。

ベルギー代表として126キャップで33ゴールを記録し、32歳で引退を決断したアザールは自身のSNSを通じて、「自分自身の声に耳を傾け、適切なタイミングで引退することを決めた。16年間で700試合以上をプレーした後、プロサッカー選手としてのキャリアに終止符を打つことを決めた」と口にし、関係者への感謝を綴った。

「世界中のピッチでプレーを楽しみ、夢を実現することができた。キャリアを通じて素晴らしい監督とコーチ陣、チームメイトに出会えて幸せだった。素晴らしい時間を共に過ごしたみんなに感謝したい。僕がプレーしたリールとチェルシー、レアル・マドリーにも感謝したい。ベルギー代表に選んでくれたサッカー協会にも感謝する」

「家族と友人、アドバイザーなど良い時も悪い時も僕に寄り添ってくれた関係者に感謝したい。そして何より、僕をサポートし続けてくれたファンの皆、いつも応援してくれた皆さん、ありがとう。今は愛する人との時間を楽しみ、新たな経験をするときだ。友よ、また会おう」

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