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サガン鳥栖、18歳MF福井太智のバイエルン移籍を正式発表「『このままではだめだ、世界から置いていかれる』と感じた」

サガン鳥栖は28日、MF福井太智が2023年1月よりドイツのバイエルンに完全移籍することを発表した。契約は2025年6月まで。

鳥栖ユースの出身の福井は、昨年にクラブ史上最年少の16歳7カ月でトップチームデビュー。ここまでトップチームで公式戦14試合に出場してきた。また、アンダー年代の日本代表でも、今年6月にU-20日本代表としてモーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)に出場。U-19日本代表として、ラオスで開催されているAFC U-20アジアカップウズベキスタン2023予選にも参戦した。

福井は移籍について公式サイトで海外挑戦を決めた理由を明かしている。

「Jリーグで実績のない僕がセカンドとはいえいきなりドイツ王者に移籍して結果を出せるのか、慣れない環境で一人で闘っていけるのか、Jリーグでもっと試合に出れるように力をつけてからでも良いのではないか、本当に最後の最後まで悩みました。プロにさせてもらったサガン鳥栖でタイトル獲得に貢献しますと宣言したばかりなのにこのような決断を下したのは、U-19日本代表で世界を体感し『このままではだめだ、世界から置いていかれる』と強く感じたことが全てでした。決してサガン鳥栖やJリーグでは成長しないということではなくサガン鳥栖しか知らない僕が子どものころからの夢であるW杯で優勝するために現状に甘んじることなくさらに成長するための決断です。

「まだまだ未熟者の僕ですが小学生の頃から10年間ここまで育ててくれたサガン鳥栖にはとても感謝しています。新たな環境で成長し恩返しできるよう努力します。そして今よりさらに成長した姿をサガン鳥栖や日本のファン・サポーターの皆様に見てもらい日本をW杯で優勝させ、いずれはサガン鳥栖で自分が中心となりタイトル獲得に貢献します。チームは変わってもサガン鳥栖は自分自身の心の中にあります。これから先もずっと、僕は変わらずサガン鳥栖が大好きです。強い覚悟を持って移籍します。シーズンも残りわずかですが、サガン鳥栖でのプレーを悔いのないものにしますのでこれまで以上の応援をよろしくお願いします!」

また、バイエルンの公式サイトで福井は「バイエルンの一員となれるのはとても名誉なこと。クラブのために全力を尽くしたい」とコメント。バイエルンキャンパスのマネージャーを務めるヨヘン・ザイアー氏は「タイチは夏からセカンドチームで数週間プレーし、注目を集めることができていた。ウィンターブレイク明けにチームに加わってくれることを嬉しく思う」と話している。

福井はバイエルン移籍後、セカンドチームからスタートすることも発表。2011年から1シーズンのみバイエルンに所属して公式戦5試合に出場したFW宇佐美貴士(現ガンバ大阪)以来、日本人として2人目となるトップチームデビューを目指すことになる。

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