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バイエルン圧巻5発でリーグ12勝目!ハット達成のケインは早くも公式戦28ゴール…伊藤洋輝は古巣戦で終盤出場

ブンデスリーガは6日に第13節が行われ、バイエルン・ミュンヘンはシュトゥットガルトと対戦した。

リーグ開幕から11勝1分け無敗で首位を独走するバイエルン。首位で新年を迎えることが確実視される中、敵地での6位シュトゥットガルト戦は過密日程を考慮してか数選手をローテーション。ケインやノイアー、伊藤洋輝らがベンチに座り、ジャクソンやGKウルビヒが先発している。

エースと守護神を休ませたバイエルンだが、11分には早速先制する。GKウルビヒのロングフィードからチャンスを作ると、オリーセのラストパスをライマーがヒールで流し込んだ。幸先よくリードを奪う。

しかし、シュトゥットガルトも前半のうちに反撃。40分、右サイドのFKからエル・カンヌスが精確なクロスを送ると、ナーティがヘッドを叩き込んだ。バイエルンは追いつかれたかに思われたが、VARレビューの結果、オフサイドがあったとしてノーゴールに。判定にも救われて前半をリードして折り返す。

バイエルンは後半頭からビショフに代えてスタニシッチを投入。ボールを動かしながら追加点を狙う。58分にはルイス・ディアスが独力でボックス内まで侵入してシュートを放ったが、枠を捕らえず。一方で59分、ウンダブの鋭いミドルシュートを許したが、GKウルビヒのファインセーブでしのいでいる。

バイエルンは61分、ケインやカール、パヴロヴィッチを投入。3選手を入れ替える。64分にはケインのチャンスメイクから、ルイス・ディアスがオリーセのラストパスをフリーで受けたものの、決定機を活かせない。それでも66分、センターサークル付近で受けたケインがボックス手前まで持ち運ぶと、右足を一閃。強烈なシュートはネットに突き刺さった。エースの公式戦26ゴール目で、バイエルンが突き放すことに成功した。

リードを広げたバイエルンは、78分にスタニシッチがダメ押しの3点目。81分にはオリーセの決定的なシュートを手で止めたアシニョンが一発退場になると、これで得たPKをケインが冷静に成功した。

試合を決めたバイエルンは、83分にウパメカノに代わって伊藤洋輝が途中出場。リーグ戦2試合ぶりの途中出場を果たす。すると88分、ケインがハットトリックを達成。5-0の大勝を収めた。

バイエルンはこれでブンデスリーガ開幕13試合で12勝目。勝ち点を37まで伸ばした。また3ゴールを奪ったケインは、今季公式戦22試合目で早くも28ゴールに到達している。

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