bayern251215Getty Image

伊藤洋輝先発のバイエルン、ホームで佐野海舟と川崎颯太先発の最下位マインツと2-2ドロー!今季2度目の引き分け

現地時間14日、ドイツ・ブンデスリーガは第14節が行われ、伊藤洋輝の所属するバイエルンはホームのアリアンツ・アレーナに佐野海舟と川崎颯太の所属するマインツを迎えた。

負傷者が続々と復帰してきているバイエルンは、ムシアラと出場停止のルイス・ディアスを除くすべての選手が起用できる状況の中、守備陣にターンオーバーを採用。ウパメカノ、ター、ライマーがベンチスタートなり、伊藤とキム・ミンジェがセンターバックを組み、右にスタニシッチ、左にビショフという最終ラインが組まれた。

立ち上がりからバイエルンが圧倒的にボールを支配する中、佐野と川崎が揃って先発したマインツは自陣に引いて守備ブロックを築き、バイエルンの攻撃を待ち構える。

ギリギリのところで耐えていたマインツだったが、29分に決壊。右サイドを突破したオリーセのパスにケインが抜け出し、エリア内右から折り返す。これをファーポストで拾ったニャブリが折り返すと、ゴール前フリーのカールが押し込んで攻勢のバイエルンが均衡を破った。

90%近いボールポゼッションで圧倒するバイエルンに対し、先制された後も我慢の展開を強いられるマインツ。佐野も川崎も守備に奔走し、特に川崎はニャブリとのマッチアップに勝利してバイエルンの左サイドからの突破を許さなかった。

すると前半終了間際、ペナルティーエリア手前右からのFK。ボーヴィングのキックをファーサイドで18歳のポツルスキが頭で合わせ、マインツが試合を振り出しに戻した。

ボール保持率87%で圧倒されたものの、最初のシュートで追いついたマインツは、後半からただ自陣に引いて守るだけではなく、より前へとプレスをかけるようになっていく。

勝ち越したいバイエルンは61分、伊藤、ビショフ、ゴレツカに代えてアルフォンソ・デイヴィス、ライマー、パヴロヴィッチを投入。一方のマインツも川崎が左の太ももを痛め、ノルダンとの負傷交代を余儀なくされた。

すると67分、ベルがゴール前に放り込むと、スタニシッチのマークを外したイ・ジェソンが頭で合わせてゴール右へと流し込み、最下位に沈むマインツが逆転に成功する。

逆転を許したバイエルンはキム・ミンジェを下げてニコラス・ジャクソンを投入し猛攻を仕掛けるが、マインツも必死の守備で対抗する。しかし迎えた86分、エリア内でボールを受けようとしたケインをポツルスキが引っ張ってしまいPK。このPKをケインがゴール左へと沈め、バイエルンが同点に追いつく。

追いついたバイエルンはアディショナルタイムの7分間で逆転を狙い、マインツは1ポイントの死守を選択。逆転を目指したバイエルンだが決定機は作れず。最後まで集中した守備を見せたマインツが敵地で勝ち点1を手にした。

■試合結果

バイエルン 2-2 マインツ

■得点者

バイエルン:カール(29分)、ケイン(87分PK)

マインツ:ポツルスキ(45+2分)、イ・ジェソン(67分)

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0