バイエルン・ミュンヘンは、最高経営責任者(CEO)のオリヴァー・カーン氏とスポーティングディレクターのハサン・サリハミジッチ氏の退任を発表した。
27日、ブンデスリーガ2位で最終節のケルン戦を迎えたバイエルンは、キングスレイ・コマンが先制するも終盤にPKから失点する。それでも、終了間際にジャマル・ムシアラが勝ち越しゴールを挙げて2-1で勝利。首位を走るドルトムントがホームでマインツに2-2で引き分けたことで、バイエルンが得失点差で逆転してブンデスリーガ11連覇を成し遂げた。
しかし歓喜の直後、バイエルンは首脳陣人事に関する重要な声明を発表。2021年夏からCEOを務めていたカーン氏と、近年のクラブの成功をスポーティングディレクターとして支えてきたサリハミジッチ氏が職を解かれたことが決まった。
ヘルベルト・ハイナー会長は、クラブの公式ウェブサイトの中で「オリヴァー・カーンと別れるという決断は理事会にとって簡単なものではなかった。しかし、全体の発展のために、私たちは役員会のトップに新任者を迎えるという決断に至った。オリヴァー・カーンの献身性やアイディア、ともに成し遂げたすべてのことに対して感謝したい」と伝えた。
カーン氏とサリハミジッチ氏は、3月のユリアン・ナーゲルスマン監督を解任してトーマス・トゥヘル監督を招聘し、その後の混乱を招いて危うく無冠のシーズンを送ることになったことに対しての責任が追及されるのではないかと以前から報じられていた。また、両氏は理事会からの信頼を失い、サポーターも両氏の退任を求める声を上げていた。
なお、カーン氏の後任として副会長を務めていたヤン・クリスティアン・ドレーゼン氏がCEOを務めることが決定。サリハミジッチ氏の後任は追って発表される予定だ。


