来日を控えるバイエルン・ミュンヘンは、今夏のプレシーズン最初の親善試合で衝撃の大勝を収めている。
昨季は指揮官交代など混乱もあったが、最終節で劇的なブンデスリーガ11連覇を達成したバイエルン。今夏には韓国代表DFキム・ミンジェらすでに3選手を加え、またイングランド代表FWハリー・ケインとの交渉が伝えられるなど、積極的にチーム強化に動いている。
そんなドイツの絶対王者だが、すでにプレシーズンをスタートしている。そして15年ぶりに来日し、26日にはマンチェスター・シティ（プレミアリーグ）と、29日には川崎フロンターレ（Jリーグ）と激突する。
来日を直前に控える中、バイエルンは今夏最初の親善試合としてロットアッハ＝エーガーン（ドイツ9部）と対戦。ヨシュア・キミッヒやジャマル・ムシアラ、セルジュ・ニャブリら主力選手をスタートから起用すると、開始3分にムシアラがネットを揺らし、4分にはニャブリ、8分にはアルフォンソ・デイヴィスと立て続けにゴールが生まれる。
結局、最初から最後までゴールネットを揺らし続け、終わってみれば27-0の圧勝に。ムシアラが5ゴール、ニャブリが3ゴール、マティス・テルが5ゴール、マルセル・ザビッツァーが5ゴールと、圧巻のゴールラッシュで9部のチームを粉砕している。
なお、バイエルンは20日にまでトレーニングキャンプを行った後、24日からツアーに出発。そして26日にマンチェスター・C、29日に川崎Fと対戦する。来日を直前に控える中、チーム状態はすでに上向きのようだ。