バイエルンのジャマル・ムシアラは、コパ・トロフィーとゴールデン・ボーイでバルセロナのガビにトロフィーを譲った思いを語った。
2020年にバイエルンのファーストチームデビューを飾って以降、急成長を見せるムシアラ。昨シーズン中の2月に19歳になった同選手は公式戦40試合に出場して8ゴール6アシストを記録して、チームのブンデスリーガ優勝に貢献した。さらに、今年3月にはドイツ代表デビューを飾り、早くから主力の1人としてプレーする。
この活躍を受け、バロンドールを主催する『フランス・フットボール』による若手選手のための賞、コパ・トロフィーとイタリア『トゥットスポルト』が創設した若手選手の登竜門とされるゴールデン・ボーイを受賞することが期待されていた。
しかし、ムシアラはコパ・トロフィーで3位、ゴールデン・ボーイでは4位と受賞には至らず。その両方のトロフィーは、バルセロナで脚光を浴びる18歳のガビの手に渡った。
バイエルンのユリアン・ナーゲルスマン監督がこの結果を受け、「私の目には、ジャマルとジュード・ベリンガムがガビよりも良いシーズンを過ごしたように映った。彼らには首ったけだよ。3人のいずれかが不相応というわけではないが、個人的な意見としては、2人がガビを上回っているね」と持論を説くなど、一部ではムシアラが受賞にふさわしいとの声も上がっている。
そんな中、スペイン『アス』でコパ・トロフィーとゴールデン・ボーイの両方を逃したことについて問われたムシアラは「ノミネートされた全員が受賞したかったはずだけど、ガビはこれらの賞にふさわしかった。彼は今年も最高のシーズンのスタートを切った最高の選手だ」とコメントした。
また、ムシアラは自身のアイドルについても語っている。
「(リオネル)メッシだ。彼は本当にたくさんのゴールを決め、本当にたくさんのタイトルを獲得し…、そして彼はまったく変わっていない。彼は彼自身の考えや彼自身のプレースタイルに忠実なままだ。僕も同じような選手になりたい」
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