元バイエルン・ミュンヘンCEOのカール=ハインツ・ルンメニゲ氏は、移籍市場に高額な投資を続けるチェルシー、さらにスキャンダルが浮上したバルセロナやユヴェントスについて語った。
昨年5月にオーナーに就任したトッド・ベーリー会長の下、チェルシーは直近の2度の移籍市場で6億ポンド(約975億円)を超える大型補強を敢行。エンソ・フェルナンデスら新戦力を次々にチームに加えた。しかしピッチ上では苦戦を強いられており、先日にはプレミアリーグ最下位サウサンプトンにホームで敗れる(0-1)など、直近の公式戦14試合で2勝しか挙げられていない。
ルンメニゲ氏は、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』で「プレミアリーグ勢は不合理なやり方で狂ったように金を使っている。その一方で、ヨーロッパの他のクラブはスキャンダルや財政難に直面しているが、彼らにはまだトロフィーを獲得できるチャンスがある」と話し、チェルシーへの皮肉を吐いた。
「チェルシーはリーグ10位に沈む自分たちの姿を見るため、何百万ユーロも無駄にした。バカげているね。市場の国際化は信じられない格差を生み出してきた。以前は内在的な市場があり、金はシステムの範囲内で循環していた。リッチなクラブはもっとマシな方法で金を分配すべきだ」
またルンメニゲ氏は、不正会計により勝ち点15を剝奪されたユヴェントス、さらに審判部門の元副委員長への贈収賄疑惑が浮上するバルセロナについても語っている。
「ユヴェントスのやったことは信じられないことだ。人生の中で似たようなスキャンダルを耳にしたことはなかった。ユヴェントスはイタリアとヨーロッパのトップクラブだが、信じられないようなオウンゴールを決めたね。それでも、彼らには再建する力があると信じている」
「バルセロナのニュースを読んだときは笑ってしまったが、驚きはなかった。スペインでプレーするときはいつだって、不可解な気持ちになった。国内リーグだけに影響のあるものではなく、受け入れられないことだ。レフェリングの問題は誠実さと敬意をもって取り組まなければならない」
