Julen-Lopetegui(C)Getty Images

新監督探し難航のバイエルン、今度は“渦中の”ロペテギと接触か…ミランではファンが猛反発

新監督を探すバイエルン・ミュンヘンの現状について、ドイツ『スカイ』が伝えている。

今季限りでトーマス・トゥヘル監督の退任が決まっているバイエルン。積極的に新たな指揮官と接触していることが伝えられており、これまでシャビ・アロンソ監督(レヴァークーゼン)やユリアン・ナーゲルスマン監督(ドイツ代表)の招聘を目指していることが報じられた。しかし、両指揮官ともに現チームで続投することが決定。その後ラルフ・ラングニック監督(オーストリア代表)と接触したものの、同指揮官が拒否したことを明かしている。

『スカイ』によると、ラングニック監督の就任拒否は「予期せぬもの」だった模様。これにより、新指揮官探しは再びゼロからのスタートになるという。そして“プランD”として、新たな指揮官との接触を開始したようだ。バイエルンは、フレン・ロペテギ氏と接触。すでに交渉を始めていたロベルト・デ・ゼルビ監督(ブライトン)と共に、候補者の1人として問い合わせを行ったと伝えられている。

これまでスペイン代表やレアル・マドリー、セビージャ、ウォルヴァーハンプトンなどを率いたロペテギ氏。現在はフリーの状況だが、本人は来季から現場に復帰することを熱望しているという。そしてイタリア複数メディアは、同じく来季指揮官を探すミランが最有力候補として接触したと報じた。

しかし、ミランファンはこの動きに猛反発。ロペテギ氏との接触報道が伝えられてから48時間以内に反対するオンライン署名は1万人を突破し、一時「#Nopetegui(“ノー”とロペテギの造語)」のハッシュタグがSNSでトレンド入りする事態に。『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、ミランはこの強烈な反発を受けて招聘を断念したと伝えている。

そんな“渦中の”ロペテギ氏とバイエルンは接触している模様。難航する新指揮官探しだが、どのように決着するのだろうか。

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