バーゼルの常本佳吾がヴィンタートゥール戦で移籍後初得点を挙げた。
7日に行われたスイス・スーパーリーグ第16節で、バーゼルは敵地でヴィンタートゥールと対戦。バーゼルの常本は右サイドバックで先発出場した。
ヴィンタートゥールとバーゼルの両方にチャンスが訪れるも決めきれない状況が続いたが、29分に均衡が破れる。敵陣ペナルティエリア右で常本がヘディングで競り勝ったボールがゴール前に届くと、混戦から最後はジェルダン・シャキリが右足で流し込んでチームに先制点をもたらす。
後半に入ると、ヴィンタートゥールが反撃。51分に右サイドからエリアス・マルヴヌが挙げたクロスをアンドリン・フンツィカーが頭で合わせて試合を振り出しに戻す得点を挙げる。その後、追いつかれたバーゼルがPKを獲得するが、フィリップ・オテルのシュートは相手GKの好守に阻まれて得点ならず。
このまま同点で試合終了かに思われた後半アディショナルタイム、常本が決勝点をマーク。イブライム・サラーのシュートは相手GKが止めるも、そのこぼれ球に誰よりも早く反応した日本人DFが粘り強く押し込んで劇的な勝ち越し弾をマークした。なお、この得点は常本にとってバーゼル移籍後初得点となった。
試合はこのまま終わり、常本が得点を挙げたバーゼルが2-1でヴィンタートゥールに勝利した。
.jpg?auto=webp&format=pjpg&width=3840&quality=60)



