元ミランのレジェンド、フランコ・バレージ氏が9日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、古巣について自身の見解を示した。
ミランの名誉副会長を務めるバレージ氏は、今シーズンのセリエAで2連勝と好スタートを切ったステファノ・ピオリ率いるチームについて言及。中でも今夏の移籍市場でチェルシーからやって来て、カリアリ戦（ミランが4-1で勝利）で2ゴールをマークした34歳のフランス代表FWオリヴィエ・ジルーに賛辞を贈った。「ジルーを褒めなければならない。非常に良いパフォーマンスを見せており、献身的だ。そんな彼の姿勢は重要であり、これからチームに大きく貢献してくれるだろう」と述べた。
続いてバレージ氏は、2020年1月に加入して以降、若手主体のミランをけん引してきたFWズラタン・イブラヒモヴィッチにも言及。来月に40歳を迎えるスウェーデン人スーパースターに驚きを示した。「イブラヒモヴィッチは選手として長命であり、並外れている。年齢と関係なく、常に決定的になれる」とコメント。続けて「日程が詰まっており、重要な試合もあるので、選手全員がプレー可能な状態であることが重要。イブラがピッチ内外においてどのように貢献できるのかはみんなが分かっている。彼の存在は重要だ」と強調した。
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またバレージ氏は、15日に予定されているチャンピオンズリーググループステージのリヴァプールとの初戦へ目を向けた。
「ミランはここ2年で急成長した。以前にまして、どんな相手でも互角に戦えると確信し、自覚しているように思う。昨年はリーグ戦で素晴らしい戦いをしたが、今年は国際舞台において、ビッグクラブ相手に実力試しをしたい。良いパフォーマンスを見せ、我々が何者であるかを示そうとする意欲は大いにある」
