Romagnoli Ibrahimovic MilanGetty Images

ミラン副会長バレージ氏、スクデット獲得に期待「サッキ体制下のよう。優勝は我々次第」

ミランの名誉副会長に就任したフランコ・バレージ氏が16日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、チームに大きな期待を寄せた。

かつて1980年代から90年代にかけて活躍し、キャリアにおいてミラン一筋を貫いたバレージ氏。イタリア代表として1982年スペイン・ワールドカップを制した経験も持つミランのレジェンドは、「ミランは私のすべてだ。私がかつてデビューを果たした時から変わらず、私にとって第2の家族であり続ける」とクラブへの愛を語りつつ、指揮官ステファノ・ピオリや39歳のズラタン・イブラヒモヴィッチにけん引され、セリエA首位を走るチームの飛躍を願った。バレージ氏は、1987-88シーズンに監督就任1年目にして下馬評を覆してスクデットをもたらし、輝かしい成績を収めたアリゴ・サッキ指揮下と比較した。

「ミランにおける近年の取り組みと努力の成果が表れてきた。ロックダウン(都市封鎖)後に、内部で何かが起きた。それまでは真のミランとは言えなかったが、クオリティがあることを証明したように思う。現在は、どんな相手であっても競い合える自覚も芽生えた。ピオリは選手たちを巻き込み、鼓舞するのが上手い。選手全員が気持ちよく過ごし、それぞれの持ち味を最大限に発揮できている」

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「ミランはスクデットを狙えるか?ミランは勇気を持ち、常に大きな目標を目指さなければならない。今シーズン序盤は継続性が見られたが、これにより自信を得たはずだ。他チームへのリスペクトを忘れてはいないが、我々次第だと考える。今のチームを見ると、第1次サッキ体制のミランを思い出すようだよ。我々があそこまで到達できるとは誰も考えていなかった。自信と献身性があれば、自分が想像していないところまでたどり着けるものだ」

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