バルセロナのチャビ・エルナンデス監督は、マンチェスター・ユナイテッド戦へ自信を見せている。
12日に行われたラ・リーガ第21節で、ビジャレアルと対戦したバルセロナ。敵地で18分にペドリのゴールで先制に成功すると、その後は難敵相手に難しい試合となったが、最後までリードを守りきって1-0と勝利を収めた。
これでラ・リーガ6連勝を達成し、勝ち点56に到達したバルセロナ。2位レアル・マドリー(1試合未消化)との差を「11」とし、首位独走態勢に入った。さらに、スーペル・コパ・デ・エスパーニャ準決勝のレアル・ベティス戦(2-2:PK戦4-2)を勝利扱いとすると、直近の公式戦11連勝を達成。『ESPN』や『as』によると、この連勝記録はジョゼップ・グアルディオラ監督が2008-09シーズンに達成した連勝記録に並んだという。
ラ・リーガ公式のインタビューに応じたチャビ監督は、「ラ・リーガで6連勝、公式戦では11連勝。今のバルサは止められないのでは? 」と問われると、「そんなことないよ。そうとは言えないけど、今は良い瞬間だね。守備もインテンシティも、ハイプレスも良かった」と答えている。
そんなバルセロナは、16日にヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント・プレーオフのファーストレグで、マンチェスター・ユナイテッドと激突する。大会屈指のビッグマッチに向け、指揮官は「良いリカバリーが必要だね。ELに向けてメンタリティを切り替え、この試合でベストレベルを見せないと。彼らも良い状態だし、難しい相手だ」としつつも、「今の我々は、私が就任してから最高の状態だよ」と自信を覗かせた。
対戦するマンチェスター・Uは、直近公式戦6試合で5勝1分け無敗と好調を維持している。メガクラブ同士による大注目の一戦は、どのような結末を迎えるのだろうか。ファーストレグはカンプ・ノウで行われる。
