バルセロナは2日にラ・リーガ第32節、本拠地カンプ・ノウでのオサスナ戦に臨む。前日会見に出席したチャビ・エルナンデス監督は、来週末にコパ・デル・レイ決勝レアル・マドリー戦を控えるオサスナがどういうメンバーを起用するか不透明としながらも、いずれにしろ苦戦必至の一戦になるとの見解を示した。
「今日、彼らの分析をしたが、しかしどういうメンバーを使ってくるかが分からない。彼らは土曜日、その歴史の中でも最も大切な試合を控えており、主力を温存するのかどうかは知る由もない。しかし、彼らが素晴らしいシーズンを過ごしている手強い相手ということだけは分かっている」
その一方でレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、バルセロナのラ・リーガ優勝を祝福するような発言をしたことについて意見を求められ、こう返した。
「私たちも昨季マドリーを祝福した。フットボールのプロたちは、リーグで優勝するチームこそが最も優れている認識している。数字は出ていて、その数字が嘘をつくことはない。ノックアウトラウンドの大会はもっと不公平だ。まだ優勝したわけではないが、アンチェロッティの言葉に感謝をするよ」
チャビ監督はまた、コパ決勝で優勝を望むチームを問われて、次のように返答している。
「どちらに優勝してほしいか? 君(質問した記者)はどう想像する? ……言わないならば、こちらも答えないよ。簡単だったのにね(笑)」
チャビ監督が優勝を望むのは、オサスナで間違いないだろう。




