バルセロナは27日にラ・リーガ第7節、敵地ソン・モッシュでのマジョルカ戦に臨む。前日会見に出席したチャビ・エルナンデス監督は、ハビエル・アギーレ監督率いるチームへの警戒感を表している。
「マジョルカは手強いチームだ。アギーレはDFラインに関して良い仕事を実現している」
「マジョルカは5バックを使うことを常とし、フィジカル的に強靭な選手たちを揃え、サイドから良いクロスを放ってくる。加えてダルデルら高レベルの選手も擁している。そのプレーはアグレッシブだよ」
前節セルタ戦では81分まで0-2のビハインドを負いながら、そこから8分間で3得点を決めて逆転勝利を果たしたバルセロナ。チャビ監督はその試合内容に納得しておらず、プレーを改善する必要性を説いた。
「もっと動いて、ポジションを変えながらスペースを生み出さないと。セルタはとても良いパフォーマンスを見せ、反対に私たちのプレーはうまくいっていなかった。もっとポジショナルに、良質な形で攻撃を仕掛けなくてはいけない。まあ良い試合にはできなかったが、私たちは正しい道を歩んでいるよ」
「もっと良い形で攻撃し、相手のカウンターを許さないようにする必要がある。あの試合の最初から70分間は良い教訓になった。私たちのプレーは決して良いものではなかったんだ」
レアル・マドリーがアトレティコとのダービーに1-3で敗れ、バルセロナはラ・リーガ首位に浮上。しかしチャビ監督は、宿敵の敗戦や首位に立ったこと以上に大きな幸せを感じた週末と強調した。
「レアル・マドリーの敗戦や首位浮上を超えたところで素晴らしい週末だった。私たちは試合に勝ち、なおかつ私とバルサは契約を延長したんだ。契約延長は私にとってもスタッフにとても幸せな出来事だ」
「マドリーダービーは見たよ。素晴らしい試合だった。とりわけアトレティコにとってね。アンチェロッティがプランを間違えたかどうかは知らない。とにかくアトレティコにとって重要な勝利だった」
チャビ監督はその一方で、セルタ戦逆転勝利の原動力となったMFガビに対して、称賛の言葉を口にしている。
「ガビに何ができるのか、私たちはすでに理解している。彼は並外れた選手で、魂、ハート、情熱そのもの……チームにとって大切な存在だ。私は彼のプレーに満足しているよ」




