Xavi Barcelona 2023-24Getty Images

グラナダと3-3ドローのバルセロナ、チャビ「ラ・リーガ優勝は難しくなった。だがタオルは投げないよ」「今季は守備のミスに苦しめられている」

11日のラ・リーガ第24節、バルセロナはホームでのグラナダ戦を3-3で引き分けた。チャビ・エルナンデス監督は、自チームの守備を改善する必要性を説いている。

14分にラミン・ヤマルが先制点を決めたバルセロナだが、その後決定機を物にできずにいると43分にリカルド・サンチェス、60分にファクンド・ペリストリのゴールを許してスコアをひっくり返される。63分にはレヴァンドフスキのシュートで一時同点としたが、その3分後にイグナシ・ミケルに勝ち越し弾を決められ、80分に生まれたラミン・ヤマルのこの日2ゴール目で勝ち点1を分け合うのが精一杯だった。

3連勝を逃したバルセロナは勝ち点を51までしか伸ばせず。首位レアル・マドリーとの勝ち点差は10まで広がり、前日にマドリーが勝利していた2位ジローナとの差を5までしか縮められなかった。チャビ監督は試合後、次のような感想を述べている。

「勝ち点2を失った。上との差を縮める良いチャンスだったんだが……。グラナダは賢いゲームプランを用意していたよ。私たちを圧迫し、デュエルで勝っていた。私たちは敵陣を支配していたがね。グラナダと(その監督)メディーナのプランを祝福する」

「私たちは勝負を決められる瞬間を何度も迎えた。もし2-0としていたならば、試合の行方は変わっていただろう。しかしチームは守備面で、許してはいけないミスを何度も犯してしまった。私たちはゴールをプレゼントとしてしまったんだ。今季は失点のツケを払わされている」

バルセロナは今季ラ・リーガ失点数は33。昨季は第24節までに8失点しか許しておらず、守備の脆さが浮き彫りになっている。

「3ゴールを決めても、3失点していたら……。私たちは守備のレベルを引き上げなくてはいけない。私たち1週間を通して守備の練習をしていたんだ。失点を減らさなければ状況は難しいままだ」

「ラ・リーガ逆転優勝? 勝ち点2ポイント分難しくなったね。差は大きいが、しかし不可能ではない。私たちがタオルを投げることはないんだよ。チームは自信、気持ち、意欲を持っていたが、それだけでは不十分だ。今日は残念な結果になってしまった」

「タオルは投げない。私たちはラ・リーガを失ったと思っていないよ。ただ、感覚的には良くない。守備のミスがシーズンを決定付けている。守備のミスによって多くのゴールを許しているんだ。守備のミスが、私たちを殺しているんだよ」

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