チャビ・エルナンデス監督との契約延長交渉で合意したとされるバルセロナだが、2年ではなく1年だけ延長することになるようだ。スペイン『マルカ』と『ムンド・デポルティボ』が報じている。
バルセロナはここ数カ月間、チャビ監督と2024年まで結ぶ契約の延長交渉に取り組み、ここ最近に合意に至ったとみられる。
バルセロナの財政難をおもんぱかり、同クラブの指揮官としては相当な低年俸で契約を結んでいたチャビ監督及びコーチングスタッフは約2倍の年俸を受け取ることになる模様。ただし新たな契約期間について、過去には2026年までと報じられていたが、最終的には2025年までとなったようだ。
バルセロナがチャビ監督との契約延長期間を2年ではなく、たった1年にした理由について、『マルカ』は「クラブは彼の年俸を大幅に引き上ることにしたが、長期間の契約を約束しなかった。フットボールの世界で監督が3年の契約を結ぶのは、決して当たり前のことではない。チームが収める結果次第の職業なのだから」と説明している。
チャビ監督率いるバルセロナはこれまで94試合を戦い、その成績は59勝16分け19敗178得点93失点。昨季はスペイン・スーパーカップとラ・リーガ優勝を果たしている。


