バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、ヘタフェのホセ・ボルダラス監督の意見に反論している。
13日のラ・リーガ開幕節で対戦する両チームだが、前日会見に出席したボルダラス監督は「バルサのスタイルはもうポゼッションに依存していない」「現代フットボールに適応したというわけだ」「あの有名な“ティキ=タカ”はもはや歴史の遺物だよ」「ティキ=タカ”は興味深く決定的なスタイルであったが、フットボールは変わったのさ」などと発言。バルセロナが伝統としてきたプレースタイルからの脱却を図っているとの見解を示した。
そしてチャビ監督がこの見解に反論。ボルダラス監督が敬意を払いながら意見を述べていたとしながらも、バルセロナが故ヨハン・クライフ氏によって植え付けられ、自身も選手として実践してきたプレースタイルを捨て去っていないことを主張した。
「記者会見のことは聞いた。彼は敬意を払ってくれていた」
「彼の意見に同意するよ。フットボールが変わったということについてはね。私が選手だった時代、ハイプレスを仕掛けるチームはわずかしかいなかった。現代フットボールはフィジカルやデュエル的なものなっている……」
「だがしかし、私たちのDNAは変わっていないぞ。私たちのDNAはボールを保持することにあり、それは変わっていないんだ」
「ヘタフェ戦? 彼らにはいつも苦しめられる。ヘタフェは相手を圧迫してくるチームで、カメレオン的な戦術を取り、セットプレーも得意だ。ボルダラスはいつだって危険だよ」




