MFセルヒオ・ブスケツの後釜を探すバルセロナは、クラブ内で獲得すべき選手に関して意見が分かれているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
ブスケツの後釜確保に何よりもプライオリティーを置いてきたチャビ監督だが、財政的理由を主としてバルセロナの補強はうまくいっておらず、これを受けた同指揮官はジローナMFオリオル・ロメウを早急に、7月10日のプレシーズン開始前に引き入れるようクラブに求めたとされている。
しかしバルセロナ内では、オリオル・ロメウが理想の補強選手なのかどうかに疑義を挟む声もあるようだ。そのため、すでにスタートしているオリオル・ロメウとの交渉は継続しつつも、チャビ監督に対しては判断を早まらないよう促し、市場でほかの獲得候補も探しているという。
なおバルセロナは10日にプレシーズンをスタートし、19日にはアメリカツアーを開始。同国でクラシコを含む一連のプレシーズンマッチに臨むが、その前には2023-24シーズンに立ち向かう全選手を揃えたいようだ。
