20231107 Xavi Hernandez(C)Getty Images

ラージョと引き分けたバルセロナ、チャビ「言い訳と言われるかもしれないが明らかなPKあった。いつも判定について運がない」

25日のラ・リーガ第14節、バルセロナは敵地バジェカスでのラージョ・バジェカーノ戦を1-1で引き分けた。チャビ・エルナンデス監督は試合後、後半に示したパフォーマンスを継続する必要性を説いている。

ラージョを相手に攻めあぐねたバルセロナは、39分にセットプレーの流れからウナイ・ロペスにミドルシュートを決められて失点。後半にはベンチスタートとしたジョアン・フェリックス、ギュンドアンなどを入れて攻勢を仕掛け、82分にバルデのクロスがルジューヌのオウンゴールを誘発して、1-1で勝ち点1を分け合っている。

チャビ監督は試合後、スペイン『DAZN』とのインタビューで次のような感想を述べた。

「内容的には2つのパートがあった。前半の私たちは試合を支配したものの、しかしアグレッシブではなかった。そして後半、私たちは主導権を握り続けたが、こちらではチャンスを生み出している」

「私たちはこういった試合に勝利しなくてはいけない。反省しなければならないし、もっとプレーをよくする必要がある。継続しなければならないのは後半のパフォーマンスだ」

「先制されれば、試合展開に大きな影響が出るか? もちろんだとも。相手のゴールを許せば、大きく罰せられることになる。私たちは今季、何度も逆転を義務付けられてきた。その部分の改善は必須だ。現代フットボールは、そのように扱われるものだからね」

この試合では疑わしい判定も存在した。ラージョの先制点の場面ではカメージョがオフサイドポジションに位置していたがプレーに影響はなかったとされ、また93分にはペナルティーエリア内でのハフィーニャに対するファウル疑惑があった。

「(ラージョの先制点では)アシストタントレフェリーと話をした。彼はゴールへの影響があったと私に言ったが、結局得点は認められている。彼がオフサイドポジションにいなければ、バルデはクリアしていなかったはずだがね」

「後で言い訳だと言われるのかもしれないが、PKは明らかだった。私たちは審判の決定について、いつも運を持っていない。コインの表ではなく裏ばかり出ている。これは言い訳じゃない。PKは明確なものだったはずだ」

判定への不満を漏らすチャビ監督だが、チームのパフォーマンスを改善する必要あることは認めている。

「批判があるのは当たり前で、私はそのことを理解しているよ。現在、私たちはプレーを改善する、反省する時期にいる。まず最初に反省をすべきなのは、私自身にほかならない」

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0